会長挨拶

会長就任挨拶

「日本歯科医療管理学会の更なる発展に向けて」

日本歯科医療管理学会 会長

白圡 清司

 この度、平成28・29年度日本歯科医療管理学会の会長に就任した白圡清司です。本会の更なる発展のために努力する所存です。会員の皆様のご支援ご協力をお願いいたします。
 私は、会長立候補の所信に「国民に分かりやすい学会をつくります」を掲げさせていただきました。まずは、会員をはじめ、歯科医療関係者、国民に本学会の役割を分かりやすく伝えたいと思います。そこで次の4項目を重点戦略とし、会務運営を行っていくことにします。

  1. 歯科医院の環境整備の支援
  2. 国民の歯科医療への理解
  3. 認定医制度を更に充実
  4. 法人化への移行

 会員・国民に分かりやすい学会とするためには、本会の学会としての使命を明確にしなければなりません。本会は、先輩諸氏が、発足当初より科学としての歯科医学を社会生活に役立たせるためにはどうするかということを常に考え、その時代の国民が求めている歯科医療の在り方が変化しても、その都度いかにして適合させるかを考えてきた学会です。
 現在、国民は医療に対して「安全・安心・信頼」を求めています。「安全・安心・信頼の歯科医療」を提供するためには、診療環境を整えることが必要です。
歯科医院の環境整備とひと言でいっても「診療管理」と「経営管理」の両面がうまくかみ合わなければ歯科医院の環境整備はできません。これらに関する情報を提供し、「安全・安心・信頼の歯科医療」を確立させる手助けができるのは、日本歯科医学会専門分科会の中でも本会しかないと考えています。
 「安全・安心・信頼の歯科医療」を通して信頼される歯科医師をいかに増やしていくかということも大きな課題です。国民に歯科医療への理解を深めるためには、平均寿命だけでなく健康寿命を延ばすために歯科医療が大切だということを国民に訴え続けなければなりません。そうすることで、学会(売り手)のステークホルダーである会員(買い手)、国民(世間)の「三方よし」という学会構築へつながるものと考えます。
 認定医制度を充実させることは、会員の質・本会の質を高めることになり、信頼される歯科医師を増やすことに繋がります。
また、日本歯科医学会専門分科会の中で法人移行をしていない学会は、本会含めて数少なくなってきました。日本歯科医学会も法人化されましたので、本会も早急に法人へ移行しなければなりません。
 以前「かかりつけ歯科医機能」をテーマにし、「かかりつけ歯科医機能評価票」を作成し検討してきました。本年4月の保険改定で新たにかかりつけ歯科医機能の要件が示されました。今こそ、会員の協力を得て本会の機能を発揮させ、かかりつけ歯科医機能の普及と評価に対する見解を示したいと思っています。日本歯科医療管理学会の更なる発展のために会員皆様のご協力をよろしくお願いいたします。